2022年4月27日水曜日 16:30〜18:00プロジェクトや事業を「全体最適化」できる「デザイン思考」のセミナー講演会を開催します

https://www.facebook.com/events/352786656784015

皆さん、「デザイン思考」という概念をご存じでしょうか?
横浜市では一部の施策立案にも既に取り入れていますが、課題(ニーズ)の把握と、課題解決方策(シーズ)の検討を、並行して行うことにより、課題解決で期待される効果の最大化(ニーズとシーズのベストマッチング)を追求する取組み方(思考法)のことです。あたかも、縦糸と横糸を織り成して絵柄(デザイン)を創り出すような取組み方と言えます。
官民を問わず、新規プロジェクト(事業)を立ち上げる際に、費用と品質、利便性と安全性といった相反関係(トレード・オフの関係)が、必ずと言ってよいほどに生じます。そこで、プロジェクト(事業)の成功に向けて欠かせないのが、プロジェクト(事業)の「全体最適化」です。このような「全体最適化」に向けて、「デザイン思考」はもの凄く効き目があります。このことを、私自身の経験と実績を踏まえて、また、以下に列挙する「全体最適化」の成功事例と失敗事例の対比により、わかりやすくお話し致します。
・零戦の大成功と後継機「烈風」の開発失敗
・新国立競技場整備事業の「仕様発注」による失敗・破綻と「性能発注」による復活・成功
・X線天文衛星「ひとみ」の大失敗と小惑星探査機「はやぶさ」の大成功
■講演者
澤田雅之技術士事務所 所長 澤田 雅之 氏
【プロフィール】
警察庁の情報通信部門の技官として35年勤務。この間、宮崎、茨城、宮城、福岡、愛知、神奈川各県の警察情報通信部長(発注の元締めです。)として、各種情報通信システムの構築(土木・建築・システム整備)に向けた数百件に及ぶ発注案件を、「デザイン思考による性能発注」で全て完遂した実績を有する。ちなみに、1996年度の宮崎県警ヘリコプターテレビシステム新規整備事業は、戦後の我が国初の「デザイン思考による性能発注」で成功した事業
2013年に警察情報通信研究センター所長を退職後、技術コンサルタント会社でコンサルタントとして活動
2015年に「澤田雅之技術士事務所」開業後、過去四半世紀に及ぶ経験と実績を踏まえて、「性能発注で、ニーズとシーズをベストマッチングすれば、プロジェクトを全体最適化できる。」についての執筆、講演等を行っている。

【日時】
2022年4月27日(水)16:30~18:00
〈当日の流れ〉
・セミナー講演 (1時間)
・質疑応答   (30分)
【参加費】500円(税込)
参加者には、後程、参加URLをお送りいたします。
【主催・共催】
澤田雅之技術士事務所
NKCS合同会社(G-Laboプロジェクト)

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